ゆこたんの森
「森」と「湯」「簡素な贅沢」を味わう空間づくり
「ゆこたんの森」は岩手県の市町村職員の宿泊・温浴保養を中心とした福利厚生施設であり、岩手山南山麓の尾根上の敷地で、東側に小岩井農場を中心とした牧草地が広がる豊かな環境にあります。
施設は3つの大きな方針を基本に計画がすすめられました。1つは自然豊かな敷地の特性をできるだけ尊重すること、2つめは日常を離れ、ゆったりのんびりと「森」「湯」に浸る簡素な贅沢を提供できる空間とすること、3つめは市町村職員の保養施設ではあるが、一般ユーザーの利用も想定し市場原理に耐えられる運営をめざすこと、です。
施設概要
- 場所
- 岩手県岩手郡雫石町
- 用途
- 宿泊施設・温浴施設
- 竣工年月
- 1998年11月
- 延べ面積
- 6,194.07㎡
- 構造
- RC造 一部S造・木造
- 階数
- 地上4階
受賞歴
- 2000年
- 日本建築学会東北支部 東北建築賞