東松島市矢本運動運動公園
矢本町(現東松島市)はソフトボールが盛んな地域
本施設は2002年に予定されていた「みやぎ国体」のソフトボール会場として整備されました。
敷地は矢本町の市街地から数キロの距離の丘陵地で、自然豊かな環境です。
管理棟・4つのソフトボールコート(ラグビー・サッカーコート兼用可)・夜間照明施設が主要な施設です。基本設計業務から工事監理業務まで携わりました。
スケールの大きな敷地・自然環境の中で、機能的な管理棟の配置・平面計画がテーマでした。最終的に、大きな「うねり」「気持ちの高揚」をイメージする、緩やかな波型の屋根で表現しました。夜間照明は、ソフトボール場以外の用途にも対応できるよう数・位置・明るさのバランス・コストに配慮して整備しました。
なお、東松島市の沿岸部は2011年3月の東日本大震災で津波の被害を受け、本グランドには被災された方々のための仮設住宅が整備されました。
施設概要
- 場所
- 宮城県東松島市矢本
- 用途
- 屋外体育施設
- 竣工年月
- 1999年3月
- 延べ面積
- スタンドA:773.95㎡
スタンドB:771.75㎡
管理棟:493.22㎡
- 構造
- スタンド棟:RC+PC
管理棟:S造
- 階数
- スタンド棟:地上2階
管理棟:地上1階
受賞歴
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