町立羽後病院
私たちは町立羽後病院を設計するにあたり、以下の5点を基本方針として掲げました。
- 地域医療の中核病院として町民に愛される病院
- 最新の情報処理と医療行為が常に可能な病院
- “治療の場”から患者の“生活ケア”主体の場への転換
- 誰にでもわかりやすく、やさしい、暖かみのある病院
- 自然と仲良くする、自然の良さを取り入れた病院
具体的には、1階中央に「ふれあい通り」を設けました。患者にとって必要な施設を全てこの通りに面して配置することにより、初めて訪れる人でも迷うことの無い、わかりやすい施設計画としました。また、受付・会計用の待合ホールを広く取り、あらゆる患者さんがゆったりと「待つ」ことが出来るように配慮しました。
施設概要
- 場所
- 秋田県羽後町
- 用途
- 病院
- 竣工年月
- 1994年3月
- 延べ面積
- 4,631.42㎡
- 構造
- RC
- 階数
- 5階建
メディア掲載
- 東北ジャーナル(1996年7月)