地域密着型特別養護老人ホーム「ゆりの郷・ほたるの郷」
ゆりの郷は、養護老人ホームの跡地に計画された地域密着型の特別養護老人ホームです。丘の上に建ち、桜とともに地域に親しまれる生きがいの持てる”住まい”を目指しました。
ほたるの郷は、廃校となった小学校のグランドに計画された地域密着型の特別養護老人ホームです。山並みに抱かれ小川のほとりにたたずみ、学校の記憶とともに地域に根ざし生きがいの持てる“住まい”を目指しました。
お年寄り一人ひとりの生活を大切にしながら仲間・家族、職員、地域とのかかわりを大切にする施設計画に加え、以下を設計の基本的な考え方としました。
- 過不足のないローコストな仕様・工法の選定
- 周辺の環境を活かし、内部でも自然が感じられる配置計画
- 利用者の生活、行動、職員の動きやすさに配慮した単純明快な平面計画
- 周辺環境と調和した低層・分棟形式のデザイン計画
(佐藤究)
施設概要
- 場所
- ゆりの郷:宮城県登米市登米町
ほたるの郷:宮城県登米市東和町
- 用途
- 福祉施設
- 竣工年月
- 2011年4月
- 延べ面積
- ゆりの郷:1,649㎡
ほたるの郷:1,733㎡
- 構造
- 木造
- 階数
- 地上1階