山形市総合福祉センター・山形市男女共同参画センター(旧山形市女性センター)
山形市総合福祉センター・山形市男女共同参画センター(旧 山形市女性センター)は、福祉センターと女性センターとの合築による情報提供と交流及び福祉サービスにおけるコーディネートを柱とした総合型施設で、世代間交流・健康増進を目的とした交流ホール、体育ホール、温泉施設が特色となっています。
「いろいろ」な機能やサービスが提供可能な、「いろいろ」な人々が憩い集まる、バリアフリーを基本とした施設感のない「やさしい」施設づくりから「いろいろ」「やさしい」を設計コンセプトとしています。具体的には以下の4つです。
- 霞城公民館や周辺環境に調和した「かたち」として周辺と異質な過大なスケールとならない様、分節された「いろいろ」なかたちの集合体としたこと。
- 霞城公民館と調和した、総合福祉センターにふさわしい「かたち」として、霞城公民館の円形の平面の継承を図りながら、「まちの広間」、「いろいろ」な人々が集まる「やさしい」空間の核として、円形の交流ロビーを設け、交流ロビーを中心とした施設構成としたこと。
- 「緑多い豊かな生活の都市」山形にふさわしい「かたち」として未来を予感する個性的で新しい「いろいろ」なかたちの集合体と、緑多い外構計画としたこと。
- 豊かな生産緑地と自然に囲まれた都市山形にふさわしい風景の中から、「風景のなかの色彩」を外部色彩計画に採用したことなどです。
施設概要
- 場所
- 山形県山形市
- 用途
- 総合福祉施設(体育館、温泉、集会場、事務所)
- 竣工年月
- 1995年11月
- 延べ面積
- 7,478.776㎡
- 構造
- 鉄骨鉄筋コンクリート造
- 階数
- 地下1階 地上5階