東北工業大学 環境情報工学科 研究棟・教育棟
「環境」をテーマとした新学科のためのエコスクール
環境情報工学科という新学科のための施設です。
低層の教育棟は、LCCの低減と現場での工事を最小限にするためPC造、高層の研究棟はS造とし、大学の研究成果による制震システムを導入しました。
太陽光発電や中水利用による自然エネルギーの活用、屋上緑化による熱負荷の軽減と周辺との調和を図り、“環境”に対する配慮を行いました。キャンパスの将来計画も見据え、学内外の人々に東北工業大学のシンボルとしてイメージされる建築を目指しました
(佐藤究)
環境対応整備項目
- 太陽光発電:発電能力31.96Kw
- 雨水利用システム:想定集水量1,715平方メートル/年
- 屋上緑化システム:セダム類450平方メートル
施設概要
- 場所
- 仙台市太白区
- 用途
- 大学
- 竣工年月
- 2003年2月
- 延べ面積
- 8,098㎡
- 構造
- 研究棟:S造
教育棟:PC造
メディア掲載
- 現代日本の建築家(2006年5月)
- 近代建築(2005年1月)
- 建築技術(2004年2月)
受賞歴
- 2004年
第16回日経ニューオフィス賞 東北経済産業局長賞
第5回JIA環境建築賞 入賞
- 2006年
- 日本建築家協会優秀建築選2005