東北大学(川内)マルチメディア総合研究棟
周辺環境を視野に入れた「開かれた施設」づくり
「開かれた施設」づくりのために、以下のテーマを設定しました。
1,研究と教育の充実化
- 少人数や大人数にも適応できる施設づくり
- 多目的で柔軟な研究、教育体制を総合的にサポートする施設づくり
2,環境配慮型建築による新しい都市環境と景観の創出
- 川内北キャンパスの玄関として、また社会 への接点としてのシンボル性
- 将来設置される東西線(仮称)川内駅との 整合性
上記をうけ、以下を具体的な設計の基本方針としました。
- 多様なニーズに対応できる環境づくりが求められるため、学生のためのパブリックスペースを中心とした空間構成とする。
- 不特定多数の学生を対象とした空間で、かつフレキシブル性が必要とされるフレキシブルゾーンと研究室を中心としフィックスゾーンを設定する。
施設概要
- 場所
- 仙台市青葉区
- 用途
- 大学
- 竣工年月
- 2003年3月
- 延べ面積
- 1,869.56㎡
- 構造
- SRC造
- 階数
- 地上6階建
メディア掲載
- 近代建築(2003年9月)
受賞歴
- 2004年
- ㈳日本騒音制御工学会 環境デザイン賞