二本松コンサートホール
二本松コンサートホールは、客席206名収容のアンサンブル、小編成オーケストラ、コーラス等室内楽を主体とした、ミニコンサートホールとして計画されました。設計を進める中で舞台照明等も追加し音楽だけでなく演劇、ミュージカル等多目的な利用も可能なホールとしました。
ホール内部の残響は1.3秒を目標とし、コンサートホールの名にふさわしい荘厳な音づくりに成功しました。
またカーテン等の操作により、0.2秒程度残響時間を可変できるようにし、音楽以外の利用時の音環境にも配慮しています。
昭和初期に活躍した二本松ゆかりの世界的プリマ・ドンナ関屋敏子にちなんだイタリア風の外観をもつ瀟洒(しょうしゃ)な建物です。
施設概要
- 場所
- 福島県二本松市
- 用途
- 音楽ホール(約200席)
- 竣工年月
- 1998年11月
- 延べ面積
- 620.725㎡
- 構造
- 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造
- 階数
- 地上1階