宮城県看護協会会館
1.看護の拠点としての施設づくり
長く使い続ける建物として、機能的で使いやすいことを基本に、会員の方々が愛着と誇りを持てるデザイン、季節の移ろいを感じる気持ちのよい空間を創出しました。
2.地域環境と調和した施設づくり
地域の景観となっている既存の二本の松を活かし、地域の歴史・景観を継承しつつ新しい風景を創出し、地域の方々に親しまれる建物としました。また、地域環境・景観との調和・共生を意識し、周辺住宅に与える影響を最小限とするよう、ボリューム感や見え方に配慮しました。
3.長寿命・経済的な施設づくり
将来に亘る時代の変化に対応できる空間構成(改修しやすい壁構成の工夫等)維持管理・保全が容易で長寿命な施設(水まわりの集約、耐久性のある材料の選択等)としました。空間の機能に整合した適切な柱割り、構造形式とし、大地震に十分耐えうるバランスの良い安全な構造としました。
(江田紳輔)
施設概要
- 場所
- 仙台市青葉区
- 用途
- 集会場
- 竣工年月
- 2010年8月
- 延べ面積
- 1,808.76㎡
- 構造
- RC造
- 階数
- 地上3階建