栗原中央病院
一人一人の健康をつくり、安定・安全安心の館
栗原中央病院は、宮城県北の栗原市に建つ高度医療・地域医療支援などの機能を持ち、圏域内での二次医療完結を目指す医療施設です。病院の計画に当たっては、「一人一人の健康をつくり、守る安心の館」として病院を設計しました。
1.快適かつ機能的な施設
新しく開発されるこの周辺の景観と環境をリードすると共に自然を取り込み「公園の中の病院」として地域に親しまれる 病院を計画しました。 栗原の気候風土と調和した快適に利用できる病院となる様、分かり易いゾーニング(ホスピタルモールの設備)、豊かな 療養環境の創設、選択できる快適な待合い空間を 空間を計画しました。
2.地域医療ネットワークの拠点
地域の保険、医療、福祉の中心としての病院となるよう、「 中核病院としての教育、研修、広報活動の拠点」「高度の 診療機能を集約し、急性期治療・救急医療への体制整備」「地域医療のための情報ステーションの整備」に対応できるように 計画をしました。
3.安定した施設の運営
社会の変動に対して、質の 高いサービスを安定して提供できる病院として、息の長い社会資本としてその価値が継続し、 安心、安全、安定の備わった病院となるよう、「運営管理がスムーズに行われ、災害時にも病院機能を維持し、 省エネルギー化を徹底させ健全運営ができるように計画しました。
施設概要
- 場所
- 宮城県栗原市
- 用途
- 病院
- 竣工年月
- 2002年3月
- 延べ面積
- 20,431㎡
- 構造
- RC造
- 階数
- 地上5階