八戸市立柏崎小学校
ワークショップを主体とした児童・教職員・地域との「ずっと一緒に考える」設計・監理プロセス
柏崎小学校は八戸市中心部に移転新築された小学校です。
多様で豊かな学習環境、安全で安心な児童の生活空間、そして継承と創造をコンセプトに「ずっと一緒に考える」をキーワードとして、児童・教職員・市・地域住民の方々との密度の高いワークショップにより、地域で一番身近な公共施設を実現しました。
校舎デザインは、住宅や集合住宅が多い周辺環境に調和するように、教室ユニットごとに分節された形態としました。校舎1階中央にセンターホールを設け「全ての児童が交流する学校の中心」をつくりました。
普通教室・ワークスペース・学習室・トイレからなる教室ユニットを学年単位で整備し、内装材に青森ヒバや杉を多用した、木のぬくもりの伝わる学習環境をつくりました。
(杉本光司)
施設概要
- 場所
- 青森県八戸市
- 用途
- 小学校
- 竣工年月
- 2011年8月
- 延べ面積
- 校舎:6,440㎡
屋体:1,612㎡
- 構造
- RC造
- 階数
- 地上3階