JAC’s Villageコンテナショップ
津波被災コンテナのリサイクル
施主である株式会社JAC様は、容器包装プラスチックのリサイクル事業、産業廃棄物処理を通じて、循環型社会の構築を目指している会社です。
本計画は、JAC様の取組み「リサイクルの六次産業化」を具現化する施設としてつくられた「JAC’s Village」の中の軽飲食施設として計画されました。
東日本大震災の津波により被災したコンテナ3棟を再利用することが基本方針でしたが、コンテナは建築基準法の扱い上、独立した建物として確認申請を通すことが困難であるため、屋根付きの鉄骨造フレームの中にコンテナを置くようにして計画を実現しました。
雁行してレイアウトされた3つの白いショップは、周辺の風景、建物と対比的に調和し、商業施設としての賑わいの雰囲気を創出しています。
施設概要
- 場所
- 宮城県蔵王町 JAC’s Village
- 用途
- 東日本大震災の津波で被災したコンテナのリサイクルによる飲食店
- 竣工年月
- 2015年9月
- 延べ面積
- 119.07㎡
- 構造
- 鉄骨造
- 階数
- 地上1階