野蒜ヶ丘西部集会所
「名勝松島」にふさわしいデザインの集会所
本施設は、津波で大きな被害を受けた東松島市の東名地区からの集団高台移転地の一角に建てられました。敷地はルートが変わって新設されたJR仙石線東名駅の前にあり、切妻屋根の妻面の窓からもれる光が駅を利用して帰宅した人を暖かく迎え、明るく大きなガラス開口からは中の活動が感じられ、地域の方々に長く愛される施設としました。敷地は特別名勝松島保護地区内にあることから、黒く塗装した杉板張りと白い漆喰風の壁と5寸勾配の切妻屋根で構成された、伝統的な和風のデザインとしています。
(江田紳輔+金子寛)
施設概要
- 場所
- 宮城県東松島市
- 用途
- 地区集会所
- 竣工年月
- 2016年11月
- 延べ面積
- 252.57㎡
- 構造
- 木造
- 階数
- 地上1階
受賞歴
- « 原釜荷捌施設
- 二本松市城山市民プール »