登米市豊里こども園
木の架構とレンガタイルが特徴的な明るい園舎
既存の豊里保育園と豊里幼稚園を統合した、幼保連携型認定こども園です。定員210人(幼稚園機能60人、保育所機能150人、子育て支援拠点事業として親子15組程度)
計画地周辺には、広いグラウンドのある公園や公民館、旧幼稚園があり、そんな豊かな周辺施設との連携が図れる配置計画としています。
園舎には登米市産材木材を仕上や構造体に採用し、木の架構とレンガタイルが特徴的な明るい園舎となりました。
年齢の違いにより、遊び方や保育室での過ごし方が異なるため、0~2歳児エリアと3~5歳児エリアは、特徴的なレンガタイル張の防火壁を境に区分けし、視覚的にも分かるような計画としています。
エントランスと園庭を繋ぐ園舎の中央に「みんなの遊び場」を計画し、絵本を読んだり、創作活動をしたり、幼稚園児童のバスの待合スペースとしても活用できる多目的なスペースとしています。
遊戯室は3~5歳児保育室に面して廊下と一体的に計画し、日常的に園児たちが遊べる場となっています。
この地域の子供達が元気に育ち、市民から親しまれる園舎となるよう願っています。
江田紳輔+犬飼崇典+斎藤絢(元スタッフ)
施設概要
- 場所
- 宮城県登米市豊里町
- 用途
- 幼稚園保育所
- 竣工年月
- 2021年3月
- 延べ面積
- 1656.18㎡
- 構造
- W造
- 階数
- 地上1階
メディア掲載
- DAIKO 大光電機株式会社HP