七ヶ浜町観光交流センター
観光シンボルとしての「まちの帆」
松島を望む美しい海のある七ヶ浜町花渕浜地区に整備された観光交流施設です。
花渕浜地区はうみの駅七のや、シチノリゾート、多目的広場が並び七ヶ浜町の観光拠点となる地域です。本施設は地域の観光案内所を担い、町観光のシンボルとなるデザインが求められました。
花渕浜にある小浜港は県内有数の外洋ヨットの停泊地です。そのヨットハーバーを地域固有のモチーフにして、施設デザインを考えました。ヨットの「帆」のような白い屋根は、七つの三角形が折り重なるようにかかり、ヨットの「マスト」をイメージした丸柱が屋根を支えています。特徴的な外観は遠方からの目印にもなり、アイストップとして機能します。
新しい観光拠点として、七ヶ浜町の観光発展と地域交流に寄与し、多くの人々に育まれる施設になることを願います。
(江田紳輔+福島直人)
施設概要
- 場所
- 宮城県七ヶ浜町
- 用途
- 観光案内所
- 竣工年月
- 2018年11月
- 延べ面積
- 56.64㎡
- 構造
- 木造
- 階数
- 2階