基礎工事(2)
投稿日:2022.07.25
引き続き、基礎の鉄筋を配筋する作業が行われています。
今回、西側の約半分は配管・配線用の地下ピットを計画しており、地下梁の大きさは人の背丈を超えます。
ピットは、通常土に埋めてしまう配管類(水道管や電線など)を人の入れる空間に通すことで、メンテナンスしやすくするために設けるものです。
鉄筋コンクリートの内部にある鉄筋はコンクリートを打設してしまうと見えなくなります。そのため、使用する鉄筋の材料・配置間隔・組み方に注意し、
その様子を写真記録におさめ、間違いなく施工されたか、監理者が確認しながら施工を進めます。
また、地下梁を貫通する配管についても、貫通箇所が多いほど梁の耐力に影響が出るため、構造計算を行い、補強を行いながら
貫通していい本数・サイズ・位置に特に注意し、調整・施工を行っていきます。
この後、型枠を施工し基礎梁のコンクリートを打設していきます。
※写真提供:三友建築所