アバター画像

SOP研修【江田・門脇・森・結】台湾

  • 研修関連
  • 2024.07.31|門脇悠

SOP研修とは

6/27~7/2(江田のみ7/4まで)にかけて台湾で研修を行いました。
テーマは「台湾の歴史と未来に触れる」です。

■訪れた建築(抜粋)

◯台中国立歌劇院(設計:伊東豊雄建築設計事務所)
2016年に竣工した台湾を代表する劇場です。カテノイドと呼ばれる三次元曲面で構成されている多孔質な空間が最大の特徴です。洞窟のような空間は、その大きさに応じて廊下⇔ホワイエ⇔ホールといった具合に振る舞いを変えます。建物そのものの大きさや熱量に圧倒される建築でした。

◯河楽広場(設計:MVRDV)
古いショッピングセンターを解体し、跡地を親水空間とした広場です。たくさんの子供達と家族で賑わっていました。水辺に集まると心が休まりつつ楽しい気分になります。何か根源的な欲求があるのかもしれません。(単純に気温が高かったからかも…)ちょっと浸かった水の温度が記憶に残っています。

◯羅東文化工場(設計:フィールドオフィスアーキテクツ)
大きな屋根と細長く伸びた展示室が空中に浮かぶ巨大な建物です。あいにくの休館日でしたが、屋外空間では地域の方々が賑やかに活動していました。建物を“使う”のではなく、日々の暮らしの中に“集まる場所がある”といった空気感で、用途のない空間の魅力・ポテンシャルを感じました。

◯宜蘭県庁舎(設計:象設計集団)
薄朱色の壁が雁行しながら円弧状の建築を構成しています。中庭にある池とその池を横切る渡り廊下や、青色に染まっている吹抜けなど、様々な表情を見せる庁舎です。廊下のほとんどが半屋外になっており、誰でも入って来ることができるようです。そのおおらかさが行政と市民の距離感の近さを体現しているのかな?と考えました。

■その他訪れた場所
台北パフォーミングアーツセンター/誠品行旅/華山1914/台北インクルーシブ公園/迪化街/饒河街観光夜市/台南市美術館/花園夜市/神農街/宜蘭社会福祉センター/壮園張宅/国立高雄芸術センター(江田のみ)

■旅の思い出
4人で台湾を巡り、たくさんの思い出ができました。写真で振り返りつつ報告のまとめにしたいと思います。