研修期間:2024年3月
行先:山梨県清里及び関東周辺
主要な目的地を清里方面とだけ決めて、その行き帰りにいくつかの場所に立ち寄りました。
そこで感じたこと、考えたこと。。。
❶原ミュージアムアーク
和とも洋ともいえる不思議な建築
建築とアートが、つかず離れずのちょうどいい距離感を保っているように感じた。
❷中村キースへリングミュージアム
こちらはさらに建築が意識的にアートに踏み込んで、建築とアートの距離が肉薄しているように感じた。
❶と❷どちらの距離感が正解ということではなく、都度考えるものなのだろう。
この【アートとの距離感の設定】というものが美術館を設計する重要なプロセス?と勝手に解釈。
❸多摩美術大学図書館
物質に対する深い洞察により到達し得た良い意味での狂気性
突き詰めると建築はここまで行けるんだということを再認識
❹武蔵野プレイス
建築的なアイデアが、押し付けではなくそこを使う人に自然に受け入れられていてやさしくて幸せな関係性を感じる
❺東京都庭園美術館
日本式庭園特有の、ものすごく緻密に考えたうえで、その痕跡をあえて見せない「粋」
この粋の精神を私たちは受け継いでいるのだろうかと改めて考えてみる。
今回もとても良い経験になった。
さあ次はどこへ行こうか