研修時期:2020/8/1~2020/8/3
「地元に泊まろう」というテーマで研修を行いました。
小さい頃、蛍を探したり足湯に入りながら紅葉を見ていた川崎町の青根に2泊しました。この時期に研修を行う不安もありましたが、川崎町周辺での研修と宿泊予定の青根温泉は、コロナウイルスに感染するリスクも低いと考え、移動距離も少なく短期間で安全な研修になる様心掛けました。
【イーレはせくら】
川崎町には廃校になった学校を改修し運営している施設がいくつかあり、その1つが旧支倉小学校を利用したイーレはせくらになります。当時使用していた備品がそのまま使用され、体育館がワイナリーとして活用されているなど、出身校ではないのですが、どこか懐かしい気持ちにさせてくれる施設でした。購入した野菜とワインは後日とても美味しくいただきました。
【青根温泉不忘閣】
1日目に宿泊したの青根温泉「不忘閣」は国指定の文化財や近代和風建築として知られています。ちなみに、中学時代同じバスケ部であった同級生の実家でもあります。実家からも近いため、普通に過ごしていたら宿泊する機会はない青根温泉ですが、コロナ禍の状況で、少しでも地元の力になればとも思い研修の宿泊先に選ばせていただきました。
宿泊客は私の他に数名程度いましたが、全5箇所ある温泉は全て貸切状態での利用でした。それぞれの温泉ごとに空間も異なり、お湯だけでなく建築的にも楽しむことができました。翌日の朝には女将による館内ツアーも開催され、通常は入ることのできない場所を周りつつ、歴史的な資料や建築を堪能できます。
【BLUE COFFEE】
味のあるボーリングのピンが目印になるカフェです。SOP内で行ったことがある方から聞いており一度は訪れてみたいところでした。建物の雰囲気も良く、自然の中で美味しいコーヒーとお菓子を食べながらゆったり時間を過ごしました。
【流辿別邸 観山聴月】
2泊目は観山聴月へ宿泊しました。比較的新しい宿で、前日宿泊した不忘閣とは異なる空間を楽しめました。ここでは、1つの目的でもあったワーケーションを実施しました。幸い天気にも恵まれ、外部デッキで丸太を机にしつつ作業を行い、社内の全体打ち合わせにも自然をバックにweb参加させていただきました。自分が生まれ育ったところでも、しっかりと時間を取り体感すると改めて良いところや新しい発見があり、とても良い経験になる上にしっかりと満喫もできました。
会社として「Spirit Of Place」を理念として掲げているという事もあり、設計に携わっている土地に1泊2日でも時間をとり、その土地を体感するというのも良いのかな、と感じたりする研修にもなりました。
また、規模の小さい温泉街かつ、コロナ禍の状況で温泉はほぼ貸切状態でゆっくり堪能できたのはむしろ平時の時よりも良いのではないか、と思わせてくれました。
今年も研修に協力して頂いた会社の皆さまに感謝します。