【研修場所】
山梨県内
【研修テーマ】
「自然豊かな山梨で、心身のリフレッシュとアフターコロナについて考える」
25期行動ビジョンである、「Challenge・Collaboration・Change」を念頭に、普段はできないアウトドアをメインとして研修を行います。新型コロナウイルスが流行している渦中でも、存分に研修を楽しみ、かつ、初めてチャレンジするソロキャンプなど、アウトドアの魅力や楽しみ方を習得・伝達できるようになること、また、リラックスできる時間と将来の動向についてゆっくり考える時間をとる、ことを目標とします。
〈Challenge〉ドライブ、キャンプなど、この状況下におけるアウトドア・観光の楽しみ方を模索する。
〈Collaboration〉3密を避けながら、その場での出会い(人、風景、建築)を大切にする。
〈Change〉都会の喧騒から離れ、山梨の自然を感じながら、心身のリフレッシュをする。また、この研修を通して、アフターコロナ・ウィズコロナに対する自分なりの考えが持てるようになりたい。
【感染対策】
・消毒液、除菌シートによる衛生面での対策を徹底します。
・基本、車移動とします。(仙台から車にて移動、研修も車移動を基本とします。)
【期間】
2020年9月11日~14日
- 八ヶ岳・小淵沢(北杜市)
1日目は移動に費やしてしまったので、2日目の早朝から「吐竜の滝」にて気分をリフレッシュさせて、行動開始です。
◆吐竜の滝
八ヶ岳や小淵沢は長野県南部に近く、避暑地としても名高い場所です。
北川原温の「中村キースへリング美術館」「ホテルキーフォレスト北杜」は、アバンギャルド的ではあるものの、周りの自然と違和感なく存在していて不思議な感覚でした。
◆中村キースへリング美術館/北川原温
◆ホテルキーフォレスト北杜/北川原温
そこから車を少し走らせると、西欧のショッピングモールのような場所が特徴の「星野リゾートリゾナーレ八ヶ岳」や、「女神の森セントラルガーデン」、サントリー白州蒸留所(営業休止中)が点在しています。一日中居座りたいくらい自然環境のよい場所でした。
◆女神の森セントラルガーデン/永山裕子+竹中工務店
◆星野リゾートリゾナーレ八ヶ岳/マリオ・ベリーニ
・長坂(北杜市)
八ヶ岳から1時間弱車を走らせると、「清春芸術村」に到着します。
広い敷地内には、安藤忠雄や藤森照信の建築や岡本太郎の作品などが点在し、芸術家の卵と呼ばれる人たちも実際にここに住み、芸術活動を行っているそうです。
◆茶室徹/藤森照信
◆光の美術館/安藤忠雄
◆清春白樺美術館/谷口吉生
- 山梨市
山梨市内には、「山梨文化会館」が現存していました。巨大な複数の柱で構成されるこの建築の、迫力と壮大さに圧巻されました。
◆山梨文化会館/丹下健三
2日目は市内にて宿泊、3日目からは市内をさらに北上すると、「山梨フルーツミュージアム」が見えてきます。日曜日だったせいか、親子連れで園内はかなり賑わっていました。
◆山梨フルーツミュージアム
3日目は、河口湖付近でキャンプをするため、富士河口湖町に移動です。
その道中に、保坂猛さん設計の「HOTO FUDO」を発見したので、見学がてら、昼食を堪能しました。カマクラのような建物が印象的で、店内で食べる不動ほうとうは絶品でした。
◆HOTO FUDO/保坂猛
その後はキャンプ場に移動し、初めてのソロキャンプ!と思い、張り切ってキャンプ道具を準備し、テントをセッティング(1時間くらい)、気づけばもう19時。いざ、バーベキューと思ったら、着火剤がない、薪がない、炭がない、チャッカマンがない、、、、
あえなく、バーベキューは中止で、近くのコンビニでご飯を買って晩酌、、、
初めてのソロキャンプは失敗に終わりました。いつかリベンジをしようと思います。
◆RetreatCampまほろば
◆河口湖
自然豊かな環境に身を置くことで、心身共にリラックスし、ひとりでゆっくり考える時間を長くとることができました。コロナ禍ではありましたが、行動を制限されるということはほとんどなく、十二分に楽しめた研修となりました。(ソロキャンプの趣味も増えました)
この研修を糧に、これからの業務に精進して参りたいと思います。