日本での窮屈な暮らしから離れ、自由で魅力のある国へ行きたいと思い、友人の旅行の土産話などからも影響を受け、現在進行形で開発の進む“流動的な”側面と、昔からの文化が根付く “土着的な”側面が顕著に感じることのできる国として、インドを選びました。
今回の旅の目標は、
・インドの各都市の風景、街並み、人柄、雰囲気を肌で感じること。
・毎日カレーをたしなむこと。
です。
期間:2019年7月22日~30日
●デリー、ニューデリー
始めに降り立ったのは、デリーにある、インディラ・ガンディー空港。
世界一の空港として名高く、入国審査ロビーからの景色は圧巻でした。
空港から出ると高級ホテルやビルが多く立ち並んでいました。
しかし、車で10分も走ると、舗装されていない道路やホームレス用のテントなどが道路脇に多く立ち並んでいました。
開発が進んでいるとはいえ、まだまだ時間がかかりそうな雰囲気です。
●ジャイサルメール
砂漠の街ジャイサルメールは、街中の建物がすべて黄岩の組積造でつくられ、通称イエロータウンとも呼ばれています。ジャイサルメール城からみる街並みがとてもきれいでした。
ヒンドゥー教が8割を占めるインドでは、牛は人間と共存する存在であるため、至る所に牛が歩いていました。
この日の夜は、キャメル砂漠に行き、ラクダに乗ったり、ダンスを見ながら夕食を楽しみました。
●ジョドプール
ジョドプールは通称ブルーシティと呼ばれ、城下の街の外壁が青く塗られているのが特徴です。メランガフォート城から見下ろすと街全体に青く広がり、独特の風景をつくりだしています。この街はアニメ「ワンピース」のアラバスタ王国の舞台としても知られているようです。(私は読んだことはありませんが、、、)
メランガフォートの近くには、すべてが大理石でできている、ジャストワン・タダと呼ばれる宮殿があります。インドの建築は非常に繊細なディテールで仕上げているものが多いです。
●ジャイプール
ジョドプールからジャイプールまでは、インド名物の特急列車で移動しました。
ジャイプールに着くと、あいにくの雨でしたが、ピンクシティと呼ばれるこの街は、世界遺産にも登録され、非常に美しい街並みが広がっていました。
早朝には世界遺産のアンベール城を見学しました。
インドは日本とは違い、いろいろな意味で自由な国だなと感じました。デリー、ニューデリーでは、都市開発やIT産業などの発展によって「流動的」に時間や街並みが移り変わっていく様を感じたのに対し、ジャイサルメール、ジョドプール、ジャイプールといった歴史・文化が根強く活きる街は、風景・街並み・人柄それぞれが「土着的」で時間の流れを忘れてしまうほど穏やかでした。それぞれ街の雰囲気は違いますが、人の豊かさや、接し方などなど、インド人は自分の思うがままに生きている印象を受けました。出会った人全員がとてもいい人たちで楽しかったです。
また、食事ですが、途中から口に合わず、毎日3食カレーとはいきませんでしたが、毎日しっかりとたしなむことができました!
入社一年目にも関わらず、このような経験をさせていただける会社に感謝しつつ、今後の設計業務にも精進して参ります。