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SOP研修報告【三浦】北海道

  • 研修関連
  • 2019.01.11|三浦高史

独特の雰囲気をもつ北海道の空気に触れ、広大な大地のランドスケープを体感すべく、家族を連れて行ってまいりました。中でも一番感動したのがこの雲海。星野リゾートトマムにて、ゴンドラの行列に並んだ甲斐がありました。一瞬で変わっていく風景はずっと見ていられる美しさでした。

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水の教会は水盤に面した壁一面が可動のスチールサッシュということに初めは気づかず、それが動いたときには鳥肌が立ちました。ひんやりした外の空気が流れ込んでくると同時に木のそよぐ音や小鳥のさえずりが聞こえてきて、建築と自然が一体となる瞬間を感じることができました。

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旭川駅はいわずと知れた駅舎の名建築ですが、単純シンプルでありながら細やかなディテールの積み重ねによる空間の心地よさがありました。

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イサムノグチの遺作であるモエレ沼公園、巨大で抽象的なランドスケープで別世界に迷い込んだかのような非日常性を感じさせる不思議な場所でした。

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最後に見た頭大仏は圧巻でした。アプローチの作り方によって、大仏を見るという行為に対してこれだけの気持ちの抑揚を与えられることに、建築の可能性の深さを知りました。外から見ると、ラベンダーに覆われた丘にひょっこりと頭を出す大仏様が見え、何とも愛らしく、今回の旅で最も印象に残った建築でした。

 

忙しい中研修に行かせてくれた皆様ありがとうございました。一緒に行ってくれた家族にも感謝します。