視察先の選定で意識したのは普段はなかなか入れない社員食堂や学生食堂に行くことでした。
「身近にある知らない世界を訪れる」という響きのよさと、短期間で多くのお店を回れる効率性から、あえて地元東京近郊での研修としてみました。
主な見学先
・築地本願寺カフェTsumugi
・2343@日比野設計
・社食堂@suppose design office
・恋する豚研究所
・The University DINNING@千葉商科大学
・Base 17@YAHOO社
・cornel coffee@草月会館
・まち保育園小竹向原
・ONE@Tokyo(ホテル)
・Archiship Library & Cafe
・KITAYON
・ブルーボトルコーヒー清澄白河 ロースタリー&カフェ
・CAFE 「杜のテラス」@明治神宮
・Fabcafe Tokyo
どこのお店も空間だけでなく食事のクオリティも高く、大変癒されました。
特に訪問前から気になっていた「2343」と「社食堂」は設計事務所内の食堂です。
本当に社員の方々が利用していて、その中で一般利用者としてする食事は不思議な体験となりました。
千葉県香取市にある「恋する豚研究所」にはそのために片道2時間ドライブすることとなりましたが、その価値はある場所だと思います。
おしゃれなデザインですが、流行りすたりとはまた違う領域にあるような気がします。
YAHOO社の社員食堂では、IT業界のイノベーティブな空気を味わい気分転換にもなりました。
研修全体を通して感じたことは、よい飲食施設は外の景色・街並み等の要素との関係づくりがうまいということです。
設計の仕事をするうちに、店舗のデザイン=内装工事=インテリアの仕事だとつい発想しがちになっていましたが、建築設計という立場・考え方からできることはたくさんあるなと認識した次第です。