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SOP研修報告【佐藤究】スペイン

  • 研修関連
  • 2019.01.11|佐藤究

数年ぶりの海外研修、航空券のネットチェックインやオンラインチケット予約、カードの使用率等、日本に比べ、省力化や効率化が進んでいるのが分かりました。

英語の普及率が以前より高くなった気がしました。英語は万国共通語。日常会話ぐらいはできるようになりたいと強く感じました。

<主にガウディの建築を視察>

単なる奇抜なデザインの建築と思っていましたが、デザインにも理由があること、先見性や環境に対する配慮も行っていたことを知り感動しました。

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グエル公園やカサミラ外壁に埋め込まれているセラミックタイルは、再利用したもの。

グエル公園には雨水のろ過装置と貯水槽が計画されていました。(有名なトカゲの口から

その水が出ています。)

カサミラは吹抜けを有効活用(風・光)。煙突を風の通りやすい形にデザインしています。

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サグラダファミリアの円錐形はゴシック建築の無駄なバットレスを無くしたいという発想から生まれ、構造の力が自然に流れる形を逆さ吊りという実験により形を生みだしたそうです。円錐塔自体が音楽を奏でたり、まだ照明が普及していない時代に将来隙間から照明により周囲を照らすことを考えていたとのことでした。

 

一見グロテスクと思われる形も、動物(骨)や植物(茎・葉)をモチーフとして無駄の無い構造体をつくるという発想から生まれました。

 

サグラダファミリアは1882年に着工して20年に工事が完了します。当初300年間かかると予想された工事が144年で完成するのは、一部をRC造に変更したから。残念な反面、私が生きているうちに完成するのは楽しみです。

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時代の変化を実感でき、情報を得ることの大切さ、常に先を見る目の必要性と、ガウディの建築により、物事の真意を知ることの大切さを学んだ研修でした。