広野町認定こども園の設計(9月時点。まもなく工事着工予定)に活かすべく、藤森照信氏設計の「ラ コリーナ近江八幡」を通して、「軒の高さ(低さ)」と「かわいい(インスタ映え?)」を体験するのが今回の目的。
アプローチを抜けると見える「草屋根」は圧巻!の一言に尽きる。突如として異世界に誘われる。
「軒の低さ」はメインエントランスの軒先やけらば、回廊部分など様々な高さを体験、低く抑えられたそれらは非常に心地よく感じられるものであり、老若男女さまざまな人々が行き交うシーンを見ることができた。その経験は広野町認定こども園の設計にフィードバックされている。
また、サブテーマの「かわいい」は、こどもサイズの建具、草屋根をつたい落ちてくる雨と戯れる我が子の姿など、素材・スケール感のコントロールにより、本能に訴えかけ、かつ、行動誘発する「しつらえ・つくり」を体験し、見ることができた。
多忙を極める業務の中で「今年の研修はムリか…」と半ば諦めかけていたが、運よく隙間を見つけ、研修に行くことができた。研修の機会を与えてくださった会社に感謝!
9/16(土)新幹線・仙台→米原、その後レンタカーで彦根、市内見学。
台風18号の影響で雨が強く、彦根城見学は断念。
琵琶湖湖畔の守山市に宿泊。
9/17(日)近江八幡見学。今回研修のメイン・藤森照信氏設計のラ コリーナをじっくり堪能。
近江八幡市内見学をするも台風の影響でほとんどが14:00に閉店…。
(雨は降っておらず、風が少々強い程度だが、西日本では台風に対する意識が北日本より高い…と感じる)
9/18(月・祝日)基本的には移動日、新幹線・米原→仙台。
台風は夜のうちに通過し、はじめての晴天。予定を早め、彦根城に再チャレンジするも彦根市内だけがまさかの雨…。早足で国宝見学、残念ながら「ひこにゃん」は雨のため現れず…。