日 時:2018年2月15日(木)10:00~11:30
場 所:石巻市立雄勝小学校・雄勝中学校
講 師:関・空間設計/江田紳輔
参加者:32名
本計画は、東日本大震災の津波被害により雄勝地区で被災した雄勝小学校・中学校と、雄勝半島先端部の山上にあり津波被災は免れた大須小学校・中学校の4校を統合した事業です。
計画地は、雄勝湾を望む高台にあり、日当たりのよい自然豊かな高低差の土地で、これからの雄勝地区の教育・福祉エリアが形成される場所です。
現況の自然環境を最大限活かすように建物を分棟配置し、木造2階建の普通教室棟は、少人数の児童生徒のスケール感にあった「子供達の大きな家」としてデザインし、特別教室・管理部門は「地域のコミュニティーセンター」と位置付け計画しました。
県道に沿った3階レベルを多目的ホールやアリーナが並ぶ地域への顔出しエリアとし、大小の切妻屋根を並べて、地域の民家、集落の雰囲気、雄勝らしさを感じられる景観づくりに配慮しています。
今回は30名を越す参加者があり、当日は講師からの概要説明を行った後、現場見学会。最後に活発な質疑、意見交換等があり、盛況の内に見学会が終わりました。